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■ 飼い主としてやるべき事
子犬の飼い主になったときには、畜犬登録と狂犬病予防接種を受けることが
法律で義務付けられていますので、必ず行なって下さい。
各種感染症の予防接種は任意で強制ではありませんが、生命に関わる病気
やウイルス等から愛犬を守るのには必要な対策です。
★飼い主が愛犬の生涯にすること
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項 目 |
内 容 |
| 届け出 |
畜犬登録 |
生後90日以降に1度 |
| 〃 |
廃犬届け |
死亡時や飼い主変更の時 |
| 〃 |
住所変更 |
住所が変わる時 |
| 予防接種 |
狂犬病予防接種 |
年1回 |
| 〃 |
感染症の予防接種
(5〜7種混合ワクチン) |
生後2回目の追加ワクチン接種後
年1回 |
| 予防薬 |
フィラリア症の予防 |
地域により違うが蚊の出始めからいなくなるまで(毎年)月/1回 5月〜11月 |
| 健康診断 |
血液検査
排便・排尿検査など |
年1回
(血液検査はフィラリアの薬の
投与開始前にも行ないます) |
■ 畜犬登録
畜犬登録は、子犬の生後90日以降の犬の飼い主に義務付けられて
います。登録は生涯1回です。
たいていは生後90日前後に追加ワクチンの接種を行なうので、その後
1ヶ月経った位(獣医師の指示にて)で狂犬病の予防接種を受けて、
その「予防注射済証明書」を持って管轄の福祉保健センターや保健所
に行き手続きを行います。病院によっては登録を代行して行なってくれ
る所もあります。(病院に確認して下さい)
登録は有料です。各都道府県で違いがありますので、事前に電話で問
合せして下さい。
手続きを行なうと、鑑札、標識ステッカー、注射済票が交付されます。
畜犬登録後愛犬が他界した時や飼い主に変更があった時は廃犬届け
を出して、鑑札を返還し、登録の抹消をします。
また、飼い主の引越し等で飼養住所が変わる場合は住所変更の届け
を出します。
■ 狂犬病予防接種
狂犬病は、人間にも移る恐ろしい伝染病ですが、ワクチンの接種が法律
で義務づけられてから幸いなことに日本では近年発生していません。
しかしアジアやヨーロッパ等の外国では、国によっては増加傾向にありま
すから、決して油断出きる事ではありません。
万が一発症した場合には、ほぼ100%の死亡率となっています。
世界中でも年間3万5千人から5万人が死亡しています。
狂犬病が国外から侵入し、国内でのまん延を防ぐためにも、年一回のワク
チン接種を行いましょう。
畜犬登録後毎年4月ころに案内通知が送られて来ますので、記載指示
に従って接種しましょう。
都合が合わずに受けられなかった場合はいつでも病院で受けられますの
で、必ず受けて「注射済書」を持って福祉保健センター等で届けをだして、
再度「注射済票」の交付を受けて下さい。
何れも行なわないと行政から催促状が送られて来ますので、注意して
下さい。それでも受けない場合は狂犬病予防員によって抑留され、罰則
が科せられます。 (法令第6条及び第26−28条により)
■ 犬から感染する病気(狂犬病以外)
● ブルセラ症
病原体: ブルセラ属菌のうちcanisなど4種
感染経路: 菌を持っている動物の糞、尿、胎盤、流産胎児などに汚染
された環境から、経口的に感染する。国内の犬も数%は
保菌していると推定されている。
症状: 人・・・高熱と微熱を繰り返し(波状熱)、リンパ節に痛みを感じる。
高熱時には、異常行動などの神経症状が現れることがある。
犬・・・一般的な症状はみられない。オスは不妊症、メスは流産・
死産を繰り返す。
● レプトスピラ症
病原体: レプトスピラ属菌
感染経路: 保菌している犬やネズミなのの動物の尿から、皮膚の傷など
を通して感染する。尿中に排泄された菌は冷たく湿った環境
なら生存し続ける。
症状: 人・・・急な発熱、激しい頭痛に加えて、筋肉痛、粘膜の充血などが
みられる。
犬・・・犬は発熱、血色素尿、粘膜の出血、黄疸などがみられる。
神奈川県下でも年に数件、発生の届けが出ている。
ワクチンで予防は可能である。ネズミは症状を現さないこと
が多い。
● エキノコック症
病原体: 多包条虫と単包虫の2種類だが、国内で問題となっているのは
多包条虫。 単包条虫はヒツジやウシが感染源で、日本では
極めてまれ。
感染経路: 犬やキツネの毛に付着した虫卵や糞で汚れた手から、経口
に感染する。 国内では、北海道のキタキツネやノネズミが
宿主である。
症状: 人・・・肝臓に腫瘤状の病変をつくり、数年をかけて除々に大きく
なる。右上の腹部に違和感や痛みを感じ始め、やがて黄
疸や腹水が現れる。病変部の切除、摘出を行なうしか有
効な治療法がない。
犬・・・無症状。 糞中に虫の断片や虫卵がみられる。
(注意) 国内では北海道での発生がほとんどだったのが、最近では
東北から南下しつつあると言われている。
● パスツレラ症
病原体: パスツレラ症属菌のP.multocidaなど4種
感染経路: この菌は猫(ほぼ100%)や犬(15〜55%)など多くの
動物の口腔内に常在する。ペットとの濃厚な接触や、咬傷
、ひっかき傷などで人に感染する。
症状: 人・・・多くは風邪に似た症状を呈す。 咬傷、ひっかき傷では、
局所の化膿と発熱がみられ、発症例は近年増加してい
る。 健康な人は抗生物質で治るが、幼児、高齢者、糖
尿病患者などは重症化しやすく、死亡例もある。
犬猫・・一般的に無症状である。 猫同士の争いで、傷が化膿
することがある。
※ その他にもカンピロバクター腸炎や仮性結核などがあります。
危険性の高い犬や他の動物との過剰なふれあいには気を
付けて下さい。
■ ご近所さんへの挨拶
室外で犬を飼うとことになったら、ご近所さんの所に挨拶に行っくことを
お勧め致します。気になることや何かあった時には遠慮無く教えてもうら
う様にお願いしておきましょう。
例え犬好きな人でも他人の犬の鳴き声ではうるさく思う人もいますし、
臭いや抜け毛等も気になります。
飼い主さんは極力迷惑をご近所さんにかけないような気配をすることも
大事です。 つまらないトラブルでのご近所さんとの関係を損なわない様に
しましょう。
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