<トイレのしつけ>
しつけの中で最も基本的なもので、特に室内飼育犬では問題は深刻ですから、子犬を家庭に迎え入れたその日から直ちに開始する必要があります。
@子犬は排尿、排便をもよおした時は部屋の中を床に鼻を付けるようににして臭いをかぎ回ります。
食事の後や寝起きの時には良く観察して下さい。
Aあらかじめセットして置いたトイレに連れて行き、排尿、排便するまで待ちます。(ワンツーワンツーな
どの掛け声えを掛けて上げるのも有効です。)トイレは子犬の生活場所から近い方が早く覚えます。
B所定の場所で用を足した時は優しく声をかけ充分に褒めます。他の場所でそそうをした時はその場所
に臭いが残らないように掃除をしておきます。繰り返し同じ所でそそうをする場合には、その場所にト
イレを移動してみて下さい。<ハウスのしつけ>
来客に吠えたり、じゃれたり、時には膝の上に乗って甘えたりする犬がいます。お客様の中には犬が嫌いな人もいますから、ペットと人間のケジメのある暮らしのために必要なしつけです。
@屋外犬は犬舎に、室内犬の場合は部屋の隅にハウスになる物を置きます。子犬をハウスの前に連
れて行き「ハウス」と言って中に入れます。いやがって抵抗しても、とにかく一度は中に入れ、
入ったら誉めます。
Aもちろんハウスは子犬の寝床であって、暖かく静かで安心できる場所でなくてはなりません。
B犬が自分の意思でハウスに入ろうとする時にも「ハウス」と声をかけるようにすると早く覚えます。
<食事のしつけ>
食事のしつけは排泄のしつけと同様、日常的に大切なものです。人の食べる物をねだったり、拾い食いをする癖をつけないための行儀作法の習得と、犬が自分の欲望をコントロールして飼い主の命令に従うと言う重要な服従訓練の1つでもあります。
@座らせた犬と向き合い、食べ物をいれた食器を犬の前に置き「マテ」の声符を与えます。
Aすぐ食べようとしたら手で制し、食器を取り上げ、再び「マテ」を命じます。待たせたまま一定時間おき
「ヨシ」と声符をかけて食べさせます。犬の食事に対する本能はかなり強いものですから、最初はあま
り長い時間待たせないようにします。
<呼ばれてくる>
主人に呼ばれたら、どこからでも、どんな状態の時にでも来るようにしつけておかなければなりません。散歩中に首輪が外れた場合にも、このしつけがしっかりできていれば安心です。このしつけには少しのオヤツを使用すると早く覚えます。
@部屋の中や、庭先で遊んでいる犬の名前を優しく呼び「コイ」と声をかけます。
A手元に来たら、充分に誉めオヤツの一片を与えます。オヤツは少しだけ与えます。これを一日に数回
繰り返します。呼べば確実にすぐ来るようになったら、オヤツなしでも来るように練習します。
<いたずらを直す>
子犬は好奇心が旺盛で、歯が抜け替わる時期には犬舎、家具、衣類、履物、敷物を遊びの対象として、かじったり運んだりします。子犬だから仕方ない、まだ叱っても分からないだろうと放置しておくと段々エスカレートしていきます。
@いたずらをしている現場を見つけたらただちに叱ります。しかし一度、二度で覚えないからと言って、
叱りつけてばかりでは返ってマイナスで、いじけた犬になる原因にもなります。
A子犬は戯れる、噛む、吠えるという本能をもつので、それらを満たす為に犬が興味を持つオモチャを与
える事も効果があります。子犬にとってはいたずら(遊び)が心身の完全な発育に不可欠である事も
わすれてはなりません。朝晩の散歩を習慣づける事によりいたずらを防止できる事もあります。 |