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子犬勉強部屋
 


☆ 飼育説明書(しつけ方法) ☆
 

☆ 家庭に到着したら ☆

子犬は母犬や兄弟犬から離され、初めての輸送に耐え、疲労と淋しさが重なり、かなりのストレス状態にあります。何よりもまず充分な休養と安心できる寝床を与えて下さい。子犬にとっては昼夜の温度差が健康状態に大きく影響しますので、季節によっては保温にもご注意下さい。眠っている子犬を無理やり起こして疲れさせる事のないよう安静にお願いします。

☆ 犬舎の準備 ☆

何よりも子犬を皆様のご家庭に慣れさせる事が重要です。室内で飼育予定の場合は、ダンボール箱や脱衣カゴ等に布を敷いてやり、飼い主の身近に置いてゆっくり休ませて下さい。屋外で飼育予定であっても4〜5日は玄関等、飼い主の目の届く所ですごさせます。

☆ 食事について ☆

幼犬時には胃腸に負担のかからない良質のドックフードを与えるのが理想的です。食事は一度にたくさんの量を与えず、1日2〜4回に分けて与えます。
幼犬時には体温に近い温度に温めて与えるようにして下さい。缶詰類や脂肪分の多い肉類は、たとえ子犬が喜んで食べたとしても消化能力が追いつかない事がありますので注意して下さい。
幼犬、成犬にかからわず「喜んで食べるフードが良いフード」とは限りません。食事は一度に食べきれる量を用意し、食べ終わったら片付けます。常に食事を置いておく事はしつけの面で問題があります。牛乳は与えると消化不良をおこす体質の子がいますので幼犬時には避けて下さい。ミルクは 市販されている仔犬用ミルク等をオススメしています。その他、刺激物、香辛料はもちろん、緑黄色野菜・鶏の骨・魚の骨・ネギ類も与えないで下さい。

☆ 夜鳴きについて ☆

環境の変わった夜、子犬は淋しそうに鳴くかも知れません。親や兄弟から離された子犬にとって無理はないのですが、かわいそうだからベッドに・・・というケースは好ましくありません。屋外で飼育予定の犬が室内犬になる最も大きな原因になります。
子犬が鳴くのは4つの理由が考えられます。
  1、空腹  2、寒い  3、排便  4、淋しい
123は満たしてやる事が出来るのですから、淋しさには時に心を鬼にする事も必要だと思います。夜鳴きは通常2〜3日すればおさまります。

☆ 健康管理とワクチン ☆

生まれて間もない子犬ですから健康状態の観察は欠かせません。わずかな変化、例えば食欲、便の硬さ、目ヤニ等を見落とさず、元気が無く異常が見られたら早めに獣医さんに見せるようにして下さい。
子犬が新しい環境に慣れたら獣医さんを訪ねて、ワクチンの接種、蚊が媒介するフィラリア症の予防について相談して下さい。(フィラリア症の予防は子犬の免疫がきれる生後2ヶ月からです。)
獣医さんとの関係はこれから永く続きますので、ご近所で犬を飼育されている方に「評判」などを聞いて紹介してもらうのが良いでしょう。又、法で定められた「登録」と「狂犬病ワクチン接種」は各住居地の保険所の管轄です。(動物病院でも手続きできます)

☆ しつけについて ☆

好ましい生活習慣を身につけさせる為のしつけに「早過ぎ」る事はありません。何事もあせらず、繰り返し教える事で習慣となって行きます。良いことをした時に褒める事、悪い事をした時にタイミング良く叱る(無視する)事が基本です。
しつけは「家族との共同生活に必要な基本的ルール」と「他人に迷惑をかけないマナー」の2つの目的です。
犬に対する愛情を、甘やかす事でしか表現できないというのでは家族にとっても犬にとっても不幸です。
いわゆる「溺愛」は神経質で自立性に欠ける軟弱な犬を育てる結果になります。犬は家族の全員を「群れ」としてとらえ、その順位をよく理解するものです。通常は自分を家族内の最下位に置く事で満足するものですが、幼犬時のしつけの失敗によって、時には家族の内の特定の人よりも優位に立とうとする事があります。
これは、いかなる場合でも人間が優位である事を教えなかった結果おこるもので、特定の人が甘やかして育てた犬に見られます。
 
<トイレのしつけ>
しつけの中で最も基本的なもので、特に室内飼育犬では問題は深刻ですから、子犬を家庭に迎え入れたその日から直ちに開始する必要があります。
@子犬は排尿、排便をもよおした時は部屋の中を床に鼻を付けるようににして臭いをかぎ回ります。
  食事の後や寝起きの時には良く観察して下さい。
Aあらかじめセットして置いたトイレに連れて行き、排尿、排便するまで待ちます。(ワンツーワンツーな
  どの掛け声えを掛けて上げるのも有効です。)トイレは子犬の生活場所から近い方が早く覚えます。
B所定の場所で用を足した時は優しく声をかけ充分に褒めます。他の場所でそそうをした時はその場所
   に臭いが残らないように掃除をしておきます。繰り返し同じ所でそそうをする場合には、その場所にト
  イレを移動してみて下さい。

<ハウスのしつけ>
来客に吠えたり、じゃれたり、時には膝の上に乗って甘えたりする犬がいます。お客様の中には犬が嫌いな人もいますから、ペットと人間のケジメのある暮らしのために必要なしつけです。
@屋外犬は犬舎に、室内犬の場合は部屋の隅にハウスになる物を置きます。子犬をハウスの前に連
  れて行き「ハウス」と言って中に入れます。いやがって抵抗しても、とにかく一度は中に入れ、
   入ったら誉めます。
Aもちろんハウスは子犬の寝床であって、暖かく静かで安心できる場所でなくてはなりません。
B犬が自分の意思でハウスに入ろうとする時にも「ハウス」と声をかけるようにすると早く覚えます。

<食事のしつけ>
食事のしつけは排泄のしつけと同様、日常的に大切なものです。人の食べる物をねだったり、拾い食いをする癖をつけないための行儀作法の習得と、犬が自分の欲望をコントロールして飼い主の命令に従うと言う重要な服従訓練の1つでもあります。
@座らせた犬と向き合い、食べ物をいれた食器を犬の前に置き「マテ」の声符を与えます。
Aすぐ食べようとしたら手で制し、食器を取り上げ、再び「マテ」を命じます。待たせたまま一定時間おき
  「ヨシ」と声符をかけて食べさせます。犬の食事に対する本能はかなり強いものですから、最初はあま
  り長い時間待たせないようにします。

<呼ばれてくる>
主人に呼ばれたら、どこからでも、どんな状態の時にでも来るようにしつけておかなければなりません。散歩中に首輪が外れた場合にも、このしつけがしっかりできていれば安心です。このしつけには少しのオヤツを使用すると早く覚えます。
@部屋の中や、庭先で遊んでいる犬の名前を優しく呼び「コイ」と声をかけます。
A手元に来たら、充分に誉めオヤツの一片を与えます。オヤツは少しだけ与えます。これを一日に数回
  繰り返します。呼べば確実にすぐ来るようになったら、オヤツなしでも来るように練習します。

<いたずらを直す>
子犬は好奇心が旺盛で、歯が抜け替わる時期には犬舎、家具、衣類、履物、敷物を遊びの対象として、かじったり運んだりします。子犬だから仕方ない、まだ叱っても分からないだろうと放置しておくと段々エスカレートしていきます。
@いたずらをしている現場を見つけたらただちに叱ります。しかし一度、二度で覚えないからと言って、
  叱りつけてばかりでは返ってマイナスで、いじけた犬になる原因にもなります。
A子犬は戯れる、噛む、吠えるという本能をもつので、それらを満たす為に犬が興味を持つオモチャを与
  える事も効果があります。子犬にとってはいたずら(遊び)が心身の完全な発育に不可欠である事も
  わすれてはなりません。
朝晩の散歩を習慣づける事によりいたずらを防止できる事もあります。






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